帯に短し襷に長し
今日は石井スポーツの試乗会へキロロに行ってきた。
昨日に続き風は強く、ゴンドラと長峰はリフトが止まっており、コブのテストはできなかった。仕方なく余市第一を上がり余市第二Bコースで整地小回り(残念ながら、いつもは不整地なのだが、今日は圧雪されていた)を試し、余市第一Aコースで全体の滑りを試すという形になった。一つわかったのは、整地小回りでフィーリングが合わなければ、その他も同じだということだ。時間がないときは、整地小回りだけで試し、乗り換えて行くという方法もありだと思った。
なお、今のスキー板はどれも良く、そしてそれぞれ個性的だ。ブログなどに様々インプレが出ているが、当然ながらそれぞれ体格骨格は違うし、それ故同じことをしているようでも滑りにおける身体の使い方はそれぞれ違う。実際に乗ってみないと、本当に自分に合うかどうかわからない。
ちなみに、自分のスペックは 身長160cmちょっと 体重70kg前後(プラマイ5kgくらいは簡単に増減する) 脚力は人並みより若干劣ると思われる。技術レベルは今まで記載のとおり。
①NORDICA DOBERMANN SPITFIRE EVO EDT 168cm
一本目は、本命視していたノルディカDEMO系の最上位機種。しかし実際に乗ってみると、自分には重さ硬さともオーバースペックであった。
②K2 AMP BOLT 172cm
整地大回りだけなら、有力候補。しかし小回りはしっくりこない。想像していたより軽かったかな?
③STOKLI LASER AX MAM 12X 173cm?
スタッフの方より、「日本に30本くらいしか入ってこないよ」と言われて乗ってみた板。自分の予期しないところでズレて、コントロールが難しかった。
④K2 AMP CHARGER 172cm
これも本命視していた板だが、悪くはないが、小回りは自分の滑りにはマッチしないような感じ。メタルが入ったスキーは合わないのか?
⑤K2 AMP VELOCITY 172cm
今履いているKLASSIKに似た乗り心地。Rがキツイ分、小回りした時、スキーが身体に戻ってくる感じがする。多少荒れた斜面でもスキーがバタつかない。スイングも軽い。メタルが入ったスキーよりも素直で乗りやすかった。
⑥OGASAKA TC-SZ 170cm
オガサカ基礎小回り系の最上位機種だが、やっぱり大回りはやりにくい上、小回りもピンとこなかった。
⑦SALOMON X-RACE X12LAB 170cm
気持ちはすでにK2 VELOCITYで決定みたいになっていたが、この板を履いて目が覚めた。RACEと書いてあるので硬くてダメなんだろうなと思っていたが、なんのその小回りは板が身体に追随してくるし、大回りの多少の荒れは物ともしない走破性には目を見張る。テク検定を考えるならこれが最有力候補。
⑧ERAN AMPHIBIO 12 FUSION 168cm?
本当は14に乗りたかったが、何せ人気機種のため乗れず、代わりに乗った。これもいい板だ。ただし小回りで強く踏むとスキーが回りすぎる。14ならどうなのだろうか?
今日は8本乗ったが、乗った中ではSALOMON X-RACEがテク検定を強く意識するなら最有力候補。VELOCITYは、指導員としての活動も考えるなら、これを選択することになる。なんせX-RACEでは教えている自分の足が保たないだろう(笑)
次回の試乗会で、AMPHIBIO14を試した上で、いけそうなら、X-RACE・VELOCITYと合わせコブを滑ってみて購入候補を絞ることになろう。もちろん他に乗ってみたい板もあるので、当然変更はある。ただX-RACEの乗り心地は忘れがたいな~。
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