4月に入り、突然急激に気温が上がってきて、今日4/7の下界は20℃まであがった。
そうなるとなかなかスキーという感じでなくなり、釣りの方に趣向が移って行くわけだが、KWPの元をとる関係で4月は最低2回、できれば3回は行きたいと考えている。
そういうことで、スキーに行く動機付けという意味も込めてICI試乗会に申し込んでみた。最近、またスキー板の方向性が変わりつつあるようなので、その確認もしたかった。
時間的にAMのみということで、興味のあるものをあらかじめ物色して決め打ちしていった。本当はコブも試したかったのだが、試乗板でどうなのか?と思うところもあったので、普通の斜面のみで試した。コースは女子大を流した後、パラダイスで緩斜面の挙動を試すという感じであった。
①BLIZZARD FIREBIRD SRC 165cm
国を守るところの連盟所属の元専門委員先生が履いているのをみて、試した。正しく”自分が知っているカービングスキー”といった感じで、挙動も想定通りで特に不満はなかった。
②K2 DISRUPTION STI 165cm
いつも間にやらSAJ公式用品に復活していたK2Skies。もともとK2乗りだけに、試さないわけにはいかない。年に数回ではあるが未だにBOLT172cmを履くほどである。安定した基本性能があると感じているメーカーである。で、履いた瞬間、軽い、というのがまず感じた感想である。もちろん主観的なものでメーカーサイトで比較した訳ではないが、先に履いたFIREBIRD及び自分が今履いているTC-SUと比べてもそう感じた。主観的には春のグサ雪を滑るには不安定さを感じ、エッジがかからず外足で足場を作れずコケそうになる場面もあった。これは雪質のせいかもしれない。
③Bluemoris S POTION &FDT TPX12 165cm
前から気になっていたメーカー。プレートなしのものを試した。これも第一感”軽い”であった。K2と同じくエッジがかからず外足で足場を作れずコケそうになる場面もあった。これも雪質のせいかもしれない。またプレートありならまた違ったのかもしれない。
ここで、セールストークが入ったので、小休止した。REXXAMブーツの試し履きを勧められたが、ブーツチューンしていないもので慣れないスキーを滑るのは恐ろしいので丁重に(でもないが)お断りした。
④HEAD WCR e-SL Rebel FIS SW RP EVO 14 bl/wh 158cm
本当はWCR14を試したかったが、永遠に戻ってこなそうなので、代りで試した。モデル的にはセカンドなのかもしれないがメーカーサイトを確認していないのでよくわからない。履いた瞬間”重い”と感じた。これも主観的なものであるが、先に履いたFIREBIRD及び自分が今履いているTC-SUと同じようなものと感じた。さらに気温が上がり雪は一層悪くなってはいたが、K2やBluemorisのような症状は発生しなかった。
この後、自分のTC-SUで同じルートで滑ったが、正午近くで気温がおそらく10℃を超えて、さらに雪が悪くなっている中でも、エッジがかからないこともなく、普通に内傾角を作り滑走することができた。ちなみにパラダイスリフト沿いのコブを3本滑ったが、今年は優しい(易しくはない)コブで拍子抜けではあった。
今日履いた4本から選択するならFIREBIRD一択になるが、今履いているTC-SUと顕著な違いは感じられず、特に買おうという意欲は湧かなかった。一回OGASAKAのスキーを履くと、それ以外の選択がなくなってくるのは確か。所属指導員会でもOGASAKAユーザーは非常に多いが、意味がようやく分かってきた。プレチューンがされているスキーはそれほど多くなく、同じくらいの値段なら絶対OGASAKAのほうがお得である。
最近のコメント