6月はヤマベの解禁日である。
自分の釣り歴は、大人になってからは30歳を過ぎてからになり、ヘラ→ウミアメ(ルアー・フライ)→渓流フライ→渓流エサ釣り→投げ釣り→船釣りといった具合に十数年で趣向が変遷している。
近年は子供が小さいこともあり、釣りは港でのサビキ釣りを年数回、そして年1回の黄金ボートカレイ釣りに限られているし、しばらくそんな感じだろうとは思う。
もう一つの趣味のスキーが、指導員になって半分仕事のようになってしまったこともあり、今後も釣りはスキーのオフシーズンのみの話となる。
時間も取れないので、近年は渓流釣りはできなかったのだが、今年6月は仕事の関係で土日に出ることが多く、夕方に時間が空いたので、久しぶりにヌッチ川で釣りをしてみた。
以前は魚影の濃さ、特に新子ヤマベの多さにびっくりしたものだが、中流域の取水口工事で護岸がされてから、めっきり魚影は減った。それでもいくらかは魚影があり、キャッチ&リリース前提で釣りをするならOKなくらいである。
釣り自体はヤマベ特有のショートバイトに悩まされ、レギュラーサイズ1匹で終わった。
今後、渓流は、遠出ができないので、地元の積丹半島の川がフィールドとなる。余市川・古平川などの一定程度の大きさの川はあるものの、ほとんどは急流の小河川である。
こういう河川でフライをするとき、常々思っていたのが、リーダーの必要性である。落ち込み等のポイントは小さく、流しても2m程度であろう。こういうところではティペットのみ1mくらいでいいのではないかと考えている。管釣りのルースニングの手法として覚えたのだが、ロングキャストのいらない場面では下手にリーダーを付けるより釣りやすい。リーダーを付ける意味はは色々あるが、ロングキャストのほかに、フライをターンオーバーさせるとかラインメンディングするとかある。これらの手法を用いるのは、おもにフライフィッシング発祥の地UKでチョークストリームで釣りをするときのものだと理解した。
逆に流れが早くスポットをたたく釣りでは、むしろテンカラに学ぶところが大だと感じている。
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